ヘルプ(*.chm)が表示できない時の対処方法


Windows XP SP2 以降で導入された機能によって、条件によってはhtmlヘルプファイル(*.chm)がブロックされてヘルプが正常に表示できないことが起こります。

以下、WaveSpectra のファイルの場合を例に、対処方法を説明します。

Windows XP SP2 以降では、インターネット上からダウンロードしたファイルに、ZoneId (Zone Identifier) というセキュリティ情報が付加されるようになりました。
この情報が付加されていると、exe ファイルや chm ファイルが、ブロックされて直接開けなくなります。
(Internet Explorer でダウンロードしても、FireFox でダウンロードしても同じです)
※詳細は以下を参照してください。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/498zoneid/zoneid.html


ただし、このセキュリティ情報が付加されたままになるには条件があって、

  1. ダウンロード先のディスクのファイルシステムが NTFS であること。
  2. 圧縮ファイルの展開(解凍)に、エクスプローラの右クリック - すべて展開(A) による 「圧縮フォルダの展開ウィザード」 などの、セキュリティ情報を保存したままで展開するソフトで展開した場合。

つまり、この両方の条件に当てはまらない場合にはセキュリティ情報は保存されずに消えてしまい、ヘルプが表示されない、ということは起こりません。

つまり、ダウンロード先のディスクが FAT の場合や、一旦 NTFSのディスクにダウンロードしても、そこから FAT のディスクにコピーした場合等はセキュリティ情報は消えます。
NTFS 間のコピーの場合でも、コピーソフトがセキュリティ情報を保存したままでコピーしない場合にはセキュリティ情報は消えます。
また、圧縮ファイルの展開(解凍)を上2以外のソフトで行った場合も同様にセキュリティ情報は消えます。


セキュリティ情報が付加された WS.CHM をダブルクリックして開くと、
のようになり、正常にヘルプが表示されません。


正常に表示されない場合の対処方法

以下の3つの方法のどれか1つを行ってください。

その前に、ファイルの拡張子を表示しない設定になっている場合は、表示するようにしておいてください。
(エクスプローラ や マイ コンピュータ の ツール - フォルダ オプション - 表示タブ の "登録されている拡張子は表示しない" のチェックを外す)

(その1) ヘルプファイル WS.CHM 自身のブロックを解除する。

  1. WS.CHM ファイルを右クリックして 「プロパティ(R)」 を選択し、WS.CHM のプロパティ を開く。
  2. 一番下の 「ブロックの解除 (K)」 ボタンをクリックし、「適用 (A)」 ボタンをクリックしてブロックを解除する。

(その2) 元の圧縮ファイル WS140.ZIP のブロックを解除してから展開(解凍)する。

  1. WS140.ZIP ファイルを右クリックして 「プロパティ(R)」 を選択し、WS140.ZIP のプロパティ を開く。
  2. 一番下の 「ブロックの解除 (K)」 ボタンをクリックし、「適用 (A)」 ボタンをクリックしてブロックを解除する。
  3. WS140.ZIP を展開(解凍)する。
    (解除後は エクスプローラの右クリック - すべて展開(A) による 「圧縮フォルダの展開ウィザード」 で展開してもOK)

(その3) ヘルプファイル WS.CHM を開く際にもブロックを解除することが可能。

  1. WS.CHM ファイルをダブルクリックすると下のような確認のダイアログボックスが表示される。
  2. 「この種のファイルであれば常に警告する (W)」 のチェックを外して 「開く (O)」 ボタンをクリックする。