サンプリング周波数変換精度 その3  (SB Live! Value)


Sound Blaster Live! Value の内部変換特性です。

まずは正確なディジタル信号を出力できるカード(DAL Digital Only CardD)でDATへ記録した 32kHz、44.1kHz、48kHz の信号を SB Live! Value のディジタル入力から、それぞれ同じサンプリング周波数で取込んだものです。
ディジタル入力といっても内部のコンバーターを通過するため正確なデータが取り込めていないことがわかります。

1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
32kHz
Sampling
Original
Live! 32kHz
入力レベルは-1.0dB (0dBを入力すると大きく歪む) これももう少し(数dB)入力を下げると歪が少なくなる


1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
44kHz
Sampling
Original
Live! 44kHz
同上(以下同じ)  ※1 時々データが欠落した酷い波形になる場合あり(↓) 
 


1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
48kHz
Sampling
Original
Live! 48kHz
   



次は変換特性です。

32 → 44


48 → 44



次は再生特性です。
正確な 32kHz、44.1kHz、48kHz を SB Live! Value からDATへディジタル出力したものを、正確なディジタル入力のできるカード(同上)で取込んだものです。
再生時にはすべて48kHzに変換されて出力されますが、入力時とおなじく、ディジタル出力といっても内部のコンバーターを通過するため正確なデータが出ていないことがわかります。

1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
32kHz
Sampling
Original
Live! 48kHz
Output
  もう少し(数dB)出力を下げると歪が少なくなる


1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
44kHz
Sampling
Original
Live! 48kHz
Output
  もう少し(数dB)出力を下げると歪が少なくなる


1kHz (0dB) 15kHz (0dB) 100Hz(-20dB),1kHz(-40dB),10kHz(-60dB) Impulse
48kHz
Sampling
Original
Live! 48kHz
Output
48kHzの場合はかなり似ている(レベル差のみ?) もう少し(数dB)出力を下げると歪が少なくなる


※ 一般的に、高域の大振幅信号が入力されると大きな歪や※1のような誤動作?などが起こる模様。
コメントのとおり、少し振幅をおさえれば歪も激減するのだが、便宜上他の測定条件と合わせると、こういう結果となる。(ただし 0dBの信号で歪むこと自体は、やはり問題になる場合もあろう)
また、ここでは表れていないが歪成分が周期的に振動するなど、妙な動作をする場合もある。
まあ、普通の音楽信号ではあまり酷いことにはならないようである。
(とにかく大振幅には注意。 大振幅にさえしなければそれなりの特性と思われる)

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